出張で久しぶりに日本に行ったので、いくつか日本のものをノルウェーに持ち帰ってきました。
日本の食材も、醤油などある程度はノルウェーでも揃うとはいえ、やはりまだまだ質の面では満足のいかないものばかりなので、色々と持ち込みたいものはあります。なので、帰国のたびに可能な限りスーツケースに詰めて持ち込むのが常です。

その際に、税関関係で特に気をつけなくてはならないもののひとつがアルコール類。特にノルウェーでは質の良い日本酒はほぼ手に入らないと言って過言ではないので、日本人としては限度ギリギリまで持ち込みたいと言うのが正直なところです。(もちろん超過しても関税を払えば良いだけですが、なるべく面倒は避ける方向で…)
今回の帰国に際して、改めてノルウェーのアルコール持ち込み規制を確認したので、少しまとめておきます。ノルウェーに移住予定、留学予定の方や、ノルウェーに住む知り合いを訪ねる際にお土産に日本酒をと考えている方にも参考になればと思います。
実際に持ち込みを考えている方は、念の為ご自身でもTolletatenのサイトをご確認ください。

ノルウェーの税関ではアルコール飲料はアルコール度数によって3つのカテゴリーに分けられています。
ひとつめのカテゴリーはアルコール度数22~60%のスピリッツ類、二つ目は2.5〜22%のワイン類(日本酒はここ)、三つ目は2.5%以上のビールあるいは2.5〜4.7%のサイダーなどアルコポップ類です。
カテゴリー毎に持ち込める量が設定されており、その量はそれぞれ1l、1.5l、2lです。誤解しやすいですが、これはどれか一つのカテゴリーだけしか持ち込めないと言うことではなく、三つのカテゴリーすべてを同時に持ち込むことができます。なので、各カテゴリーについて規定ギリギリまで持ち込むのであればスピリット1l、ワイン1.5l、ビール2l、計4.5lのアルコール飲料を持ち込むことができると言うことになります。
さらに、この制度は自由度もあり、より強いアルコール度数のカテゴリーのものは下のカテゴリーのものに置き換えることもできます。ただし、弱いアルコールの割り当てを強いものの割り当てに置き換えることはできません。
具体的にはスピリット1lの代わりに、追加でワインを1.5l持ち込むことはできます(元々の許容量と合わせて3lのワインが持ち込める)が、ワイン1.5lの割り当てをスピリット1lに置き換えることはできません。なので、スピリットはどうしたって1l以上は持ち込めないわけですね。ワインについては置き換えをした場合の最大許容量は3lです。
同じく、スピリット1 l、あるいはワイン1.5lをビール2lに置き換えることもできます。なので、両方を置き換えて仕舞えば、ビールだけなら6lまで持ち込むことができる計算になります。
私は基本的にはいつもスピリットの割り当てをワインに還元して、日本酒を3lを持ち込んでいます。荷物の重さが許せばビールを少量持ち込むこともあります。
ちなみに、見落としがちですが調味料のみりんもお酒です。

意外と知らない人が多いようなのですが、みりんのアルコール度数は13.5~14.5度ありますので、立派にお酒として扱われます。みりんは調味料だからと、上限ギリギリまでお酒を持ち込んだ上でみりんまで持ち込むと関税を払わなくてはならない事態になりかねませんのでご注意ください。
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