実は我が家にはたまに遊びにくる小さなお客さんがいます。
うちの庭や玄関先で日向ぼっこしており、人懐っこく寄ってきたので撫でたのが始まり。
あれは、引越ししてきて2月目くらいのことだったかな。

ノルウェーでは、動物はその本性のままにという考え方が根強いです。つまり、犬は社会的な動物だから人間と一緒に家で暮らすべきで、猫は独立的な動物だから束縛せず好きなように外で過ごさせるべきという考え方があるそうです。
最近では外飼いの猫が環境に及ぼす影響などの観点から、この考え方が必ずしも全面的に支持されるわけでもないようですが、それでも猫は基本的に外飼い(というより自由に外出できる)にされていることが多く、半野生的な生活を送っています。
とはいえ、この辺りは冬は極寒になりますので、いかに長毛種のノルウェージャンフォレストキャットといえども、外で生き抜くのは至難です。なので、基本的には外を歩く猫を見かけるのは春から秋にかけての比較的暖かい季節だけです。きっと猫たちも真冬の間は家の中でぬくぬく過ごしているのでしょう。
さて、そういったわけで自由気ままに暮らす北欧猫たちですが、冬の間に積もり溜まった雪が溶けかけた頃から、我が家の庭でも一匹の北欧猫がゆったりと横切っていくのを見かけるようになりました。

ノルウェージャンフォレストキャットは好奇心旺盛で、人が好きな子が多いそうです。
我が家の庭を散歩道の一部にしているらしいこの北欧猫も、そういった性格で、こちらに気づくと近づいてくるようになりました。のちに、この子はお隣さんの飼い猫だということが判明します。
非常に人懐っこい性格の子で、外で初めて出会った時から、撫でられたがり、一度撫でた後は、こちらに気がつくと撫でられによってくるようになりました。
何より驚いたのは、外で2度ほど撫でた後は、まるで自分の家かのようになんの迷いもなく我が家に入ってくるようになったこと。
ちょっと信頼するの早すぎないか…と心配になったくらいです。
あまりにも慣れた感じなので、もしかすると前の住人が暮らしていた時にもこのアパートに頻繁に遊びにきていたのかもしれません。

我が家に居付かないようにある程度の距離感は保ちながらも、この小さな友人との友情を育む今日この頃です。




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