根セロリってこんな存在感があったのか…

ノルウェーでは晩夏から秋にかけて根菜の旬になります。

そんなノルウェーで最近スーパーでよく見かけるとても存在感の強いお野菜。

茎と葉がついたままの根セロリ(セロリアック)です。

根茎部分だけなら一年を通して見かける根セロリですが、実は茎、葉付きのものを見つけたのは今年が初めてです。

ここまで存在感があるのに、なんで昨年は見落としていたのだろう…。

ノルウェーは日本に比べると食品の品質、鮮度管理がそれほど徹底していないので、基本的に質の高い食材は手に入りにくいところがあります。根セロリも御多分に洩れずで、普段店に並んでいるものは、少し萎びていたり、色が悪かったり、なんとなく食材の古さを感じてしまうようなものばかりです。

旬の季節は、野菜の鮮度もある程度は保証され、比較的安心して購入することができます。

…そうは言っても店に並んでいるうちに萎れているようなものも少なくありませんが…。

ノルウェーのスーパーは商品を荷卸しして、置いたら置きっぱなし、という感じなので、入荷日から日が経つにつれ商品の質が目に見えて悪くなっていきます。日本では廃棄になるようなものも普通に棚に並べられたままになっています。

とりあえず、今回は茎、葉が青々としている根セロリを購入してきました。

北極圏は寒冷な気候のため、普段からあまり葉物の野菜が手に入りません。

なので、こういう青々とした野菜を見かけると、どうしても葉物野菜として食べられないかなと思ってしまいます。

セロリのようにサラダにでもできないかなとも思って試してみたのですが、エグミと香りがきつくて生で食べるのは無理がありました。根セロリはセロリの変異種であるものの、茎、葉を食べるようには作られていないそうです。

それなら、こんなに立派な葉茎付きで売らないで欲しい、なんて思ってしまうのは消費者の我儘でしょうか。

とはいえ、加熱すればエグミも減りますし、香りの強さは折り紙付き。少量だけ使って料理の香り付けにするのは悪くないです。もしかすると、ジビエなどクセや臭みのある食材と合わせると使えるのかもしれませんね。もう少し、可能性を探ってみたいところです。

今回は新鮮でみずみずしい根茎の部分を使ってポタージュにしていただきました。

材料は根セロリの根茎、葉茎少々、マッシュルーム、玉ねぎ、牛乳、生クリームです。

お肉やブイヨンなどは一切入れませんでしたが、セロリアックの香りと、マッシュルームの旨みが効いた濃厚なポタージュに仕上がりました。

日本では馴染みのない西洋野菜ももっと積極的に日々の料理に取り入れていきたいですね。

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